20年の沈黙を越えて――幻想水滸伝がスマホで動き出した「STAR LEAP」事前登録スタート
ニュースKONAMIが7月1日、『幻想水滸伝 STAR LEAP』の事前登録をApp StoreとGoogle Playで受付開始したにゃ。まずは日本国内向け、iOS/Android版から。長く眠っていたあのシリーズが、スマホという新しい入口でそっと動き出した感じがして、なんだか感慨深い。
*ストーリートレーラー(出典:幻想水滸伝 STAR LEAP 公式YouTube)*
そもそも「幻想水滸伝」がどれだけ久しぶりか
ここ、ちゃんと押さえておきたいところ。ナンバリング最新作の『幻想水滸伝V』が2006年。つまり、シリーズの完全新作としては実に約20年ぶりという計算になるにゃ。
その間、ファンの熱はずっと燻り続けていて、2025年3月6日には『幻想水滸伝 I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』が発売。往年の名作2本が現行機で遊べるようになった。旧作を磨き直す動きと、完全新作を新しいプラットフォームで立ち上げる動き――この2つが同時に走っているのが、今のシリーズの現在地だと見ておくといいと思う。
STAR LEAPってどういう作品なの
公式が出している情報を整理すると、こんな感じ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 幻想水滸伝 STAR LEAP |
| 対応機種 | iOS / Android / Steam |
| ジャンル | RPG |
| 料金 | 基本プレイ無料(アイテム課金あり) |
| 舞台 | 太陽暦453年・赤月帝国の東にある湖畔の里 |
| キーワード | 27の真の紋章/「変化の紋章」/新たな108星 |
シリーズの魂とも言える「108星の仲間集め」はしっかり健在。バトルはタイムラインで手番が進む形式で、通常攻撃・紋章・奥義から行動を選ぶスタイル。加えて、シリーズおなじみの大軍勢がぶつかる「戦争モード」もリアルタイムストラテジー的に用意されているとのこと。パーティは前列・後列を合わせて最大6人で、過去作のキャラクターを編成に組み込めるのも大きな見どころにゃ。
物語の起点は太陽暦453年。これは『幻想水滸伝I』のちょっと前にあたる時代で、シリーズ全体の年表の中にきっちり位置づけられた新たな108星の物語、という立て付けになっている。ドット絵の質感を活かしたビジュアルも、往年のファンにはたまらないポイントだと思う。
“スマホ先行”という選択の意味
個人的にいちばん気になったのが、配信の順番。本作はシリーズ初のモバイル向け完全新作で、まず日本のiOS/Android版から始まり、その後にグローバルのモバイル展開、そしてSteam(PC)版へ、という順序が示されているにゃ。
家庭用の大作として復活させるのではなく、基本無料のスマホRPGとして間口を広げにいく。この判断は、20年ぶりに新規プレイヤーへ届けたいという意図の表れとみられる。過去作を知らない人でも触りやすい形から入って、シリーズの世界にじわっと引き込む――そういう“再入門”の設計になっているのかもしれない。もちろん、長年のファンが求めていた重厚な家庭用新作とは温度差を感じる人もいそうで、このあたりは実際に遊べるようになってから答え合わせをしたいところ。
現時点で具体的な配信日はまだ発表されていないにゃ。事前登録はApp Store/Google Playに加え、Steamのウィッシュリストからも登録できるので、気になる人はまず登録して続報を待つのがよさそう。眠っていた108星が、次はどんな形で集まってくるのか。静かに、でも確かに動き始めた1本にゃ。
出典
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